神戸大学の末次健司理学研究科特命講師と源利文人間発達環境学研究科特命助教が、科学技術?学術政策研究所 (文部科学省) より、科学技術への貢献が顕著な者として「科学技術への顕著な貢献2016 (ナイスステップな研究者)」に選定されました。
同賞は、科学技術に対する夢を国民に与え、わが国の科学イノベーションの向上に貢献すると評価された研究者に授与されるもので、過去にはノーベル賞を受賞した天野浩氏や山中伸弥氏、小惑星「イトカワ」からの岩石採取に挑戦した無人探査機「はやぶさ」チーム代表、川口淳一郎氏といった著名な研究者も選ばれています。
2016年は、優れた研究成果、国内外における積極的な研究活動の展開、研究成果の実社会への還元、今後の活躍の広がりへの期待等の観点から、今後の活躍が期待される若手研究者を中心に全国で11名が選定 (公表12月9日) されました。
末次特命講師は「光合成をやめた植物の新種発見と生態解明」、源特命助教は、「DNAを用いて水中生物を一括して特定し生物量を把握する技術を開発」がそれぞれ評価されました。末次特命講師と源特命助教は、来年1月に文部科学大臣を表敬訪問し、研究成果の説明などを行う予定です。
関連リンク
- 科学技術?学術政策研究所サイト: 「科学技術への顕著な貢献2016 (ナイスステップな研究者) 」の選定について