第18回(2017年度)理工系学生科学技術論文コンクールにおいて、農学部4年の藤田このむさんが最優秀賞?文部科学大臣賞を受賞しました。
同コンクールは、「科学技術と日本の将来」を主題として1999年から続いており、全国の理工系大学生?大学院生(修士課程)と工業高等専門学校生を対象としています。第18回には全国から127編の応募があり、独創性、将来性、そして論理性が審査されました。
藤田さんは「燃料と食料の架け橋 ―稲わらのバイオエタノール―」を副題として、「いつまでも農業を続けられる社会」を実現するための、バイオエタノール収量とコメ収量の両立品種の育成、稲わらのバイオエタノール化によるエネルギー兼業農家の実践などを提案しました。
藤田さんのコメント:
「このような素晴らしい賞をいただけて光栄です。自分の研究をどう社会につなげるかという問いへの提案を評価していただけたのかなと思います。研究を進めるにあたり、先生方や学生の方には大変お世話になりました。兵庫県加西市にある食資源センターで1年間研究を続けてこれたからこそ、論文を仕上げられたのだと思っています。春からは別の研究を進めていくことになりますが、この賞を励みに今後も頑張っていきます」
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(農学研究科、総務部広報課)