海洋底探査センター 橋本博公 准教授の研究グループ、(株) MTIおよび (株) 日本海洋科学は、国土交通省「交通運輸技術開発推進制度」において、外部有識者により構成された委員会による評価や行政ニーズを踏まえた厳正な審査の結果、平成30年度新規課題に採択されました。
交通運輸技術開発推進制度は、民間を含めた研究実施者から広く研究課題を募ることにより、交通運輸分野の課題解決に向けた優れた技術開発シーズを発掘することを目的とした競争的資金制度です。毎年度、交通運輸分野の政策課題の解決に資する研究開発テーマについて研究課題の公募を行い、提案された研究課題の中から優れたものを研究開発業務として委託しています。
このたび採択された「人工知能をコア技術とする内航船の操船支援システム開発」は、人工知能により輻輳海域を航行する内航船の操船支援を行うシステムを開発することにより、人的要因に起因する海難事故の防止や船員の労働環境の改善等を図ることを目指しています。