尾崎まみこ名誉教授を代表とする研究グループのプロジェクトが、JST未来社会創造事業 (探索加速型) 令和3年度新規研究開発課題として「世界一の安全?安心社会の実現」領域にて採択されました。この研究グループには、藍原祥子助教 (農学研究科)、柳澤邦昭講師 (必威体育研究科)、祇園景子准教授 (バリュースクール) らが参加し、内分泌応答解析、心理学的解析、化学分析など多方面からアプローチする挑戦的な研究です。
採択課題?研究グループ
匂いによる母子間交流を活用した安全?安心の創造
- <研究代表者>
- 神戸大学 名誉教授/奈良女子大学 協力研究員 尾崎まみこ
- <研究分担者>
- 神戸大学 農学研究科 助教 藍原祥子
神戸大学 必威体育研究科 講師 柳澤邦昭
神戸大学 バリュースクール 准教授 祇園景子
産業技術総合研究所 上級主任研究員 小早川達
NanoSuit株式会社 代表取締役 針山孝彦
浜松医科大学 医学部 特任准教授 鈴木一有
浜松医科大学 光尖端医学教育研究センター 特任研究員 妹尾千代
浜松医科大学医学部附属病院 診療助教 磯村直美
浜松医科大学 光尖端医学教育研究センター 准教授 河崎秀陽
岩手大学 理工学研究科 教授 永田仁史
東京大学 人文社会系研究科 准教授 大坪庸介 他
概要
赤ちゃんの匂いや羊水の匂いが、母子や他者へどのような影響があるのかを調べます。言語コミュニケーションが未発達な赤ちゃんが匂いによって母親や他者へ心理的な交流をしているかどうかを解明し、その匂いが虐待を予防したり、未熟児の発達を促すことができないか可能性を探ります。