令和4年8月23日(火)、8月29日(月)、9月16日(金)午後の3日間、令和4年度神戸大学スキルアップ研修「未来洞察?アイデアソン(デザイン思考)職員研修」を開催しました。

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本研修は、課題設定を行う「未来洞察プログラム」と、課題解決のためのアイデア創出を実現する「アイデアソン」を掛け合わせたワークショップを実施し、職員の創造性を向上させ、課題解決や新たな価値を見出す手法を学ぶことを目的に、昨年度に引き続き実施したものです。また、多様な視点を加える観点から、本学の学生も研修に参加し、職員と一緒に課題に取り組む形式で行いました。

講師はクロスメディアイベント「078KOBE」共同実行委員長も務める藤井信忠准教授(大学院システム情報学研究科/バリュースクール)に担当していただきました。

初日は未来洞察ワークショップ、2日目はアイデアソン、最終日は発表会という全体スケジュールのもと、班ごとに分かれてグループワークに取り組み、最後は想定した未来シナリオについて、各班が寸劇もまじえて発表を行いました。

研修参加者からは、「アイデア出しというのは頭の色々な部分を使わないといけないことを感じ、同時に自分の脳が凝り固まっていることも実感できた」「一人のアイデアや考え方だけでなく、様々な人のアイデアや考え方を組み合わせることが重要だと再認識した」等の感想をいただきました。

国立大学を取り巻く課題が高度化?複雑化する状況において、職員が大学運営に必要な能力を身に着け、向上させる取組の必要性がこれまで以上に高まっています。

今後も、職務能力向上のための研修に加えて、本研修のような企画力向上を志向した研修を積極的に実施していく予定です。

(総務部人事課)