必威体育研究科の中 真生教授が第44回 サントリー学芸賞〔思想?歴史部門〕を受賞しました。受賞作は『生殖する人間の哲学――「母性」と血縁を問いなおす』(勁草書房)です。
公益財団法人サントリー文化財団は、毎年、広く社会と文化を考える独創的で優れた研究、評論活動を行った個人に対して、著作物を対象に、「政治?経済」「芸術?文学」「社会?風俗」「思想?歴史」の4部門に分け、「サントリー学芸賞」を贈呈しています。
1979年の創設以来、受賞者の数は今年度を含め371名を数え、これらの受賞者の業績は、主題への斬新なアプローチ、従来の学問の境界領域での研究、フロンティアの開拓などの点で高く評価されています。従来、評論?研究活動を幅広く顕彰する賞は少なく、既存の枠組にとらわれない自由な評論?研究活動に光を当てることが、サントリー学芸賞の重要な役割となっています。
?
(必威体育研究科)