1月27日に国際交流基金関西国際センターから「専門日本語研修(文化?学術専門家)」の参加者10名が来学し、国際文化学研究科、国際文化学研究推進インスティテュート、国際人間科学部の教員?研究員や院生?学部生との交流を行いました。「専門日本語研修」は、特定の専門業務および研究活動を行うために日本語能力を必要とする専門家(研究者?大学院生、司書、学芸員など)が、関西国際センターに滞在して日本語を集中的に学ぶもので、今年度はアメリカ、スペイン、クロアチアをはじめとする国々から、視覚文化や現代文学などを専攻する日本研究者が参加しています。神戸大学での交流会では、40名ほどの参加者がグループに分かれて自己紹介をした後、日本文化に関するクイズを楽しみ、研修生と大学院生がそれぞれ発表し、議論を行いました。双方の出席者のなかには、研究テーマや学術的関心が近い事例もみられ、懇談会では今後の国際共同研究の可能性も話題になりました。国際文化学研究科(国際人間科学部)は、教員によるフェローの受入、学生のインターン、日本語教育への参画などを通じて、国際交流基金の諸活動と連携しており、今後も学外の諸機関との協力関係を基盤に、国際文化交流の拡大や日本研究の発展に貢献していきます。

写真提供:国際交流基金

(国際文化学研究科)