2023年2月2日、松本剛明 総務大臣及び高市早苗 経済安全保障担当大臣が「docomo Open House’23」の会場を訪れ、神戸大学医学部附属病院国際がん医療?研究センター (ICCRC) の山口雷藏副センター長より、国産初の手術支援ロボット「hinotori?（ヒノトリ）」と5Gを活用した遠隔手術支援?指導を可能にする実証実験についての説明を受けられました。

高市早苗 経済安全保障担当大臣は実際にヒノトリのトレーニング機を操作し、指や手首を動かすことでどのようにロボットの指先が動くのかを確認されました。

山口雷藏副センター長は、約500km離れた東京と神戸の2拠点間で、スタンドアローン (SA) 方式の商用の5Gを活用し、若手医師のロボット手術を熟練医師が遠隔地から支援する実証実験に成功したことについて説明を行いました。

さらに、離れた2拠点間で一つの手術支援ロボットを操作する技術が実現すると、都市部の熟練医師の手術支援を地方部でも受けることができ、地域医療格差の是正により、日本のどこでも高度な外科医療を提供することができるようになることをお伝えしました。

遠隔指導による若手医師の教育の質の向上や、医師の働き方改革にも貢献することを説明したところ、地域医療への貢献や若手研究者の育成について関心が寄せられました。

関連リンク

• 東京-神戸間（約500km）で商用の5G SAを活用し遠隔地からロボット手術を支援する実証実験に成功

（総務部広報課）