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?神戸大学はベルギーのKU LeuvenがEUから採択され2019年に開始したジャンモネネットワークETEEプログラムにオランダ、ブラジル、アメリカ、シンガポール、韓国、インドに所在する6つの協定校とともに参加しています。本プログラムは大陸を越えた現在、過去の結びつきに注目しながら、現今の世界におけるヨーロッパの位置づけと役割についての理解および教育を深めることを目的としています。プログラムの一環として、本学は下記のとおり、アウトリーチイベント、国際会議およびウインタースクールを開催しました。
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【アウトリーチイベント】 (11月10日) | 公開講座「Illiberal encounters: patterns of democratic backsliding in Europe and Latin America」 |
【【国際会議】 (11月14日、15日) | 基調演説: Pink, Narratives and Self-Orientalism 題目 1: European Encounters and Exchanges: Perspectives on Governance 題目 2: European Encounters and Exchanges: Trade and International law 題目 3: European Encounters and Exchanges: Past and Present, East and West 題目 4: European Encounters and Exchanges: Law and Human Rights |
【ウインタースクール】 (11月14日~17日) | 公開講座、学生研究発表、神戸市内観光 |
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今回のイベントには、全協定校から来日した研究者9名と学生8名そして本学学生20名ほど(主に、KUPESプログラム履修生、交換留学生)が参加しました。特に国際会議では、ヨーロッパの法的および歴史的視点、ヨーロッパに対する他地域の認知度、ヨーロッパと他地域(特にアジア、ラテンアメリカ)の関係などについて非常に活発な意見交換が行われました。
プログラム開始から暫くして発生した必威体育感染症による渡航制限のため、研究者間の交流も停滞する時期もありましたが、今回は対面で開催することができ、協定校の連携をより深め充実した成果を出すことができました。今後もETEEプログラムを通じて、ヨーロッパをより深く知るための機会を積極的に提供していきます。?
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(学務部学際教育課)