国際人間科学部ならびに国際文化学研究科では5月20日から6月1日、神戸大学と大学間協定を締結しているテネシー大学ノックスヴィル校の学生たちを迎え、国際共修プログラムを実施しました。この国際共修プログラムは、テネシー大学の堀口典子准教授が企画した同大学のサマープログラムとの共同催行のかたちで、国際人間科学部のGSP実践型「テネシー大学の学生と国際共修で学ぶ:Tennessee Friendship Program」としておこなわれました。
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このたびの国際共修プログラムでは、20日初日のウェルカム?ミーティングに続き、小グループにわかれての三宮でのまち歩きにより交流を深めたあと、テネシー大学の14名の学生と国際人間科学部の14名の学生がペアを組み、「日本のポップカルチャー」を共通テーマとして、英語でプレゼンテーションをするための共同作業を期間中におこない、5月31日と6月1日の2日にわけて発表会をおこないました。6月1日の最終日には、テネシー大学のクリスタ?ウィーガンド教授が引率し、法学部を訪れた11名の別のテネシー大学の学生たちも合流参加しました。
期間中、テネシー大学の学生たちは堀口准教授の引率のもと、京都、大阪、姫路、奈良などを訪れました。姫路については5月27日、国際文化学研究科のPromis地域連携センターの協力のもと、神戸大学側の学生もプログラムの一環として参加し、姫路城や書写山圓教寺をともに訪れ、日本の文化がアメリカ人の学生たちにどのように受けとめられているのかを実地で体験する機会となりました。
テネシー大学との共同プログラムは2019年に試行したあと、新型コロナの世界的な拡大のなかで中断を余儀なくされていました。このたびのプログラム再開をきっかけとして、国際人間科学部ならびに国際文化学研究科では、学内外との連携をはかりつつ、研究と教育のさまざまな場面でテネシー大学との交流を今後とも強化していく予定です。
(国際文化学研究科)