7月7日(金)加古川食肉公社食肉センターで開催された第34回加古川市枝肉共励会にて、神戸大学(食資源教育研究センター)の肥育牛(去勢)が、出品牛25頭の中で「優良賞」を受賞しました。
受賞した肥育牛の父は「喜綿」、母方祖父は「宮喜」で、兵庫県下で希少となっている城崎系統での受賞は、遺伝的多様性の維持も意識した但馬牛全体の改良にとっても大きな意味をもつものと考えられます。
また、受賞した肥育牛の月齢は30ヶ月齢と但馬牛の去勢牛としては若干若く、肥育期間を短縮することで効率的な肉牛生産を目指す近年のトレンドを体現している点にも価値があると考えられます。

枝肉重量は421㎏、A5ランクに各付され、セリでは4215円/kgで落札されました。

(食資源教育研究センター)