令和5年8月22日、8月28日、9月5日午後の3日間、令和5年度神戸大学スキルアップ研修「未来洞察?アイデアソン(デザイン思考)職員研修」を本学V.Schoolにおいて開催しました。?
本研修は、課題設定を行う「未来洞察プログラム」と、課題解決のためのアイデア創出を実現する「アイデアソン」を掛け合わせたワークショップを実施し、職員の創造性を向上させ、課題解決や新たな価値を見出す手法を学ぶことを目的に、一昨年度より実施しているものです。多様な視点を加える観点から、今年度から初めて神戸市職員にも参加いただき、本学の学生も加え、本学職員と一緒に課題に取り組む形式で行いました。
講師は本学の藤井信忠教授(DX?情報統括本部/バリュースクール)に担当していただきました。
初日は未来洞察ワークショップ、2日目はアイデアソン、最終日は発表会という全体スケジュールのもと、班ごとに分かれてグループワークに取り組み、最後は想定した未来シナリオについて、各班が寸劇もまじえて発表を行いました。
研修参加者からは、「普段関わることない学生や外部の方と、一つのテーマを元にグループワークをすることで、普段の自分のアイデアの外にある考えに触れることができて新鮮だった。」「自分や他人の意見?アイデアに、正解?不正解を判断するのではなく、どのように発展させていくか、どの要素を取り入れていくかを考えることは、日々職場でも活かすことができると思うので、積極的に取り入れていきたい。」等の感想をいただきました。
国立大学を取り巻く課題が高度化?複雑化する状況において、職員が大学運営に必要な能力を身に着け、向上させる取組の必要性がこれまで以上に高まっています。
今後も、職務能力向上のための研修に加えて、本研修のような企画力向上を志向した研修を積極的に実施していく予定です。
(総務部人事課)