神戸大学大学院法学研究科、経済学研究科、経営学研究科の3研究科が連携し、学際的かつ国際的な視野を持ち、複雑な社会問題にも対応できる人材を育成することを目的として、神戸大学異分野共創型修士プログラムKIMAP(Kobe University Interdisciplinary Master Program)を設置しました。

「KIMAPは、経営学、経済学、法学の学際的な教育を重視した、非常にユニークな修士課程プログラムです。KIMAPは、日本だけでなく世界中から学生を受け入れ、国際的な仲間意識をプログラムの規範としています。また、経営学、経済、法律の各分野で著名な研究者を毎年神戸大学に招聘し、集中講義を開講することで、KIMAPの学生が最先端の知見に触れる貴重な機会を提供しています。こうした特徴のため、KIMAPは日本だけでなく、おそらくアジアでも類を見ない、真にユニークなプログラムとなっています」と宮尾 龍蔵 経済学研究科長は説明します。

学生はプログラムを提供する3研究科のいずれかに所属しますが、他の研究科が提供するコースに参加する機会もあり、専門分野の垣根を越えて最新の問題に取り組むことができます。また、所属する研究科の修士号が取得できるだけでなく、希望する専門分野のプログラムを修了したことを証明する修了証が授与されます。授業は英語で行われるため、日本人学生と留学生が出会い、意見を交換しながら、共通の目標に向かって切磋琢磨することができます。

神戸大学は120年以上の長い歴史を持ちます。そのルーツは1902年に設立された神戸高等商業学校まで遡ることができます。「日本における経営学発祥の地としての歴史は他の追随を許しません。本校の優れた教授陣は幅広い分野をカバーし、業界とのつながりに火をつけ、創造的な洞察力で課題を克服しています。長年にわたるMBAプログラムによって、私たちのネットワークはさらに強固なものになっています。」と、國部 克彦 経営学研究科長は説明します。

KIMAPは理論にとどまらず、実社会の場面で知識を応用する機会を学生に提供します。カリキュラムに高度なトレーニングや職場体験を取り入れることで、学生たちが自分の選んだ分野で活躍するために必要な実践的なスキルと実践的な専門知識を確実に身につけることができます。プログラムが進むにつれて、学生は自分の情熱やキャリア目標に合わせて教育を柔軟にカスタマイズできるようになります。

「この大学は教員と学生の比率が高い。専任のアカデミック?アドバイザーが学生の目標達成をサポートします。六甲台キャンパスは、神戸港と大阪湾を見渡せる風光明媚な場所です。フレンドリーな学習環境は、世界中から意欲的な学生を受け入れています。神戸でお会いできることを楽しみにしています。」と、栗栖薫子 法学研究科長は述べます。

KIMAP3部局合同HPでプログラムの詳細を是非ご覧ください。

(法学研究科、経済学研究科、経営学研究科)