研究活動や課外活動で成果を上げた学生と指導者らをたたえる「令和5年度学生表彰及び感謝状贈呈式」が令和6年3月13日、神戸大学出光佐三記念六甲台講堂で開催されました。

 学生表彰ではフィギュアスケートの国際大会で入賞を果たすなど国際的に活躍し、3年連続の受賞となるスケート部の壷井さん(国際人間科学部3年)ら個人受賞28人と漕艇部、女子タッチフットボール部など7団体が受賞し、また神戸大学体育会系公認課外活動団体OBOG会連合会会長の新垣恒則氏を筆頭に2人、2団体が感謝状を贈呈されました。

 表彰式では藤澤正人学長が一人一人に表彰状を手渡し、「神戸大学の名誉を大いに高めてくれた。受賞は社会人になっても貴重な財産として残る」などと挨拶しました。

 また今年度から協力をいただいた校友会の中村直彦副会長からも暖かい祝辞の言葉をいただきました。

藤澤正人学長
中村直彦副会長

 祝辞に対して、受賞者代表として登壇した壷井達也さんは「大学生活も終わりが近づいているが、学生生活を捧げたフィギュアスケートという場で自らの努力を表現し、また結果という形で何かの証を残せるよう頑張っていきたい。」と語りました。

壷井達也さん

 表彰式後、令和5年度日本建築学会優秀修士論文賞を受賞し、学術部門で表彰を受けた宮本美咲輝さん(令和4年度工学研究科修了生)は「修了生という立場にもかかわらず、大学院での研究の集大成である修士論文を評価していただき、名誉ある賞をいただきましたこと、大変嬉しく思います。既に大学を離れておりますが、いただいた賞を励みに、より研究を深めていく所存です」と話し、喜びをかみしめていました。

 また、ワシントン大学フォスター経営学部留学中に、極めて成績が優秀な学生のみが選出されるDean’s Listに複数回掲載された安達祐一郎さん(経営学部4年)は「全くの留学未経験者だったが、KIBERプログラムを通じてこのような名誉ある賞をいただけるまでに成長でき、非常に嬉しい。これから世界に羽ばたいていく後輩たちに、勇気を与えることができれば良いと思う」と自身の受賞が後輩に良い影響となることを願いました。

 その他、今年度卒業予定で応援団団長として年間70回もの応援活動に尽力し、本学の課外活動を大いに盛り上げた田代浩也さんは「私達の代は多くの方々に支えられながら活動してきた。このような栄誉ある表彰をいただけたことが、お世話になった方々への恩返しの1つとなっていれば非常に嬉しく思う。」と感謝の念を語りました。
 

(学務部学生支援課)