1月16日、関西電力株式会社との共同企画として実施してきた連続講座の最終回となる第5回講義を開催しました。これまでの講義と現地見学の内容を振り返り、「2050年エネルギーベストミックス」を受講学生があらためて考え、提案発表を行いました。第1回の講座スタート時に考えていたエネルギーミックスと比較しながら、講義を通じて変わった点、変わらなかった点について各自が考察を深め、「S+3E」(安全性(Safety)を大前提とし、自給率(Energy Security)、経済効率性(Economic Efficiency)、環境適合(Environment)の同時達成を目指す)の観点からの自己評価も行いました。さらに、各学生が、どの指標に重点を置いたエネルギーミックスをより望ましいものとするのか、また、それを実現する上で乗り越えるべき課題もあわせて発表し、関西電力本店の社員の方々や、喜多隆SDGs推進室長からコメントをいただきました

作業風景

学生からの提案発表

 今回の受講生は、理系?文系問わず幅広い分野から参加しており、それぞれが力点を置く指標も異なるものでした。それぞれの提案は、各自の問題意識や、未来社会のあり方への考え方にもとづいた固有のものであり、唯一の「正解」があるわけではありません。参加された学生の皆さんには、自らが考える望ましい未来社会、そしてそれを支えるエネルギーのあり方を実現するために、学業においても、社会に出てからも、それぞれのアプローチで活躍されることを期待しています。
 

喜多室長からの総括

 

最後に、今回の企画運営にあたり、格別のご高配をいただいた関西電力の皆さまに深謝申し上げます。
 

(SDGs推進室)