開催日: 2024.07.19 ~ 2025.05.16

アクセス: 講堂?海事博物館

企画展趣旨

 現在、私たちが遠方に旅をする交通手段はおもに鉄道や飛行機であり、船は国際?国内物流で
さまざまな貨物を運ぶ、輸送手段の役割を果たしています。けれども太平洋戦争以前は、船
(貨客船)が荷物も人も運ぶ、唯一無二の方法でした。
 貨客船は文字どおり、貨物と旅客を同時に運ぶ船のことです。19世紀半ばに大西洋で定期船の
運航が始まって世界的に貨客船が発達すると、ビジネスや移民、留学といった事情で遠距離を
移動する人びとが増え、やがて、人員をより多く輸送する客船タイプの船が登場します。
世界中で船による定期航路が開設された20世紀前半は、貨客船の時代とも呼ばれ、各国が立派な
設備をもつ船の建造と就航に力をそそぎました。
 神戸大学海事博物館の位置する神戸港(現在の阪神港?神戸区)は、かつては南米航路をはじめ、
太平洋?欧州といった大半の外国航路の出発港、ないしは重要な経由地になっており、国際貿易港
として日本の主要な玄関口に位置づけられていました。今回は戦前における華やかなりし船の時代を
取り上げます。

開催概要 

○会  期:2024年7月19日(金)~2025年5月16日(金)
○会館日時:毎週月?水?金曜日 13時30分~16時00分
        ※祝日および以下の期間は休館となります。 
         8/3(土)~8/18(日)、12/21(土)~1/14(火)
○会  場:神戸大学海事博物館(深江地区キャンパスマップ[No.6]
○料  金:無料 

関連事業

○市民セミナー(海事科学研究科公開講座)
 開催日:2024年11月30日(土)午後 開催予定
 対 象:高校生以上の一般市民

○夏休みこども体験教室 「タオルアニマルを作ろう」
 開催日:2024年7月29日(月)、8月2日(金) 各日とも14時~15時
 参加費:子ども1人200円
 対 象:小学生(3~6年生)と保護者 10組20名
 持ち物:作品(タオルアニマル)を持ち帰る用の袋、筆記用具
 講 師:上杉恵美(明海大学教授)、菊地真(神戸大学海事博物館学芸員)
 申 込:事前申込(6/24(月)~7/17(水)17時まで受付)が必要です。
     詳細については、海事博物館ホームページ
    ( http://www.museum.maritime.kobe-u.ac.jp/ )をご覧ください。

○ロープワーク教室「自由自在なロープの技」  
 開催日:7月22日(月)、24日(水)、26日(金)、31日(水)8月19日(月)、21日(水)、
     23日(金)
 申 込:事前申し込みは不要です。開館時間内に随時受付いたします。所要時間は30分程度です。
 

【お問合せ】
神戸大学海事博物館 
ホームページURL:(http://www.museum.maritime.kobe-u.ac.jp/) 
電 話:078-431-3564
開館日:毎週月?水?金曜日、13時30分~16時00分
    ただし、祝日、および8/ 3(土)~8/18(日)、12/21(土)~1/14(火)は休館日となります。
メール:siryokan???maritime.kobe-u.ac.jp

 

(担当:海事科学研究科)

研究者