パーソナルコンピュータを使用して、臨床医でもベッドサイドにて有効利用できる画像構築の方法が十分述べられています。消化器疾患を中心に、診断から治療、手術に携わる臨床医でもつくれる立体画像を紹介し、その解析法、そして治療へのナビゲーションをわかりやすく解説しています。
無償ソフトウェアOsiriXの入手から操作法、応用まで、学会発表や研究、論文執筆にも最適な一冊です。付録のDVDは、臨床に即した医用情報入手のための医用立体画像の作成法や実例を多数紹介しています。
本書は、月刊誌「消化器外科」(株) へるす出版に連載し、好評を博した、「肝胆膵イメージ解析の最前線」「先進IT医療による消化器外科戦略」などをまとめ、加筆再編集したものです。
大学院医学研究科特命講師?杉本真樹
目次
- 総論(OsiriXとは/OsiriXの基本操作と2D/3D画像構築/OsiriXの応用テクニック)
- 診断(胃癌/結腸良性疾患/結腸直腸癌/CO2MDCT colonography と virtual colonoscopy /胆道良性疾患/CO2MDCT colongiography と virtual colongioscopy/胆道癌/CO2MDCT colongiography と virtual colongioscopy/膵腫瘍(膵IPMN,膵癌)/CO2MDCT pancreatography と virtual pancreatoscopy/急性膵炎/転移癌/3D fusion PET-CT)
- 治療(IVRナビゲーション/開腹手術ナビゲーションと双方向通信/内視鏡外科ナビゲーション/Virtual laparoscopy/Image Overlay Surgery)
- PACS(OsiriXによるPACS eラーニング)