グローバリゼーションの進展に伴って、アメリカ式の「市場主義」の波が日本企業の様々な側面に浸透してきています。本書では、「経営制度」?「戦略」?「組織?人的資源」といった日本企業の各側面に対し、こうしたグローバル市場主義の影響がどのように現れており、また変貌させることにつながったのか、気鋭の経営学者12名が最新データをもとに分析しています。
日本企業の未来を見据えた新たなビジョンや、今後の日本企業が向かうべき姿を提示しており、学術書の体裁をとってはいますが平易な用語で記述されていますので、実務家や一般の皆様方にも是非ご一読いただけると幸いです。
関連情報は、日本学術振興会 産学協力研究委員会 経営問題第108委員会のウェブサイトにも掲載されています ので併せてご参照下さい。
経営学研究科 教授?上林 憲雄