ジャンルの垣根を越え「雅楽」を儀式音楽から解き放った不世出の雅楽師?芝祐靖の知られざる生涯を描いた初の評伝。
ジャンルの垣根を越え「雅楽」を儀式音楽から解き放った不世出の雅楽師?芝祐靖の知られざる生涯を描いた初の評伝。
国立劇場雅楽?伶楽公演、古譜?古楽器の復元、宮内庁楽部からの独立と伶楽舎の結成、武満徹《秋庭歌》ほか現代音楽作曲家との協働、東京藝大での雅楽指導と子どもたちへの雅楽の普及……
これまで知られることのなかったその半生と、現代における「雅楽」の復活と創造の軌跡、芝祐靖がそこに果たした役割を跡づける。
貴重な写真のほか、芝祐靖自身が執筆したエッセイも多数掲載。
アルテスパブリッシング 書籍紹介より