地域企業が持続的に発展していくためには、環境、社会に配慮した経営が必要となってくる。サステナビリティ経営実現のための、地域金融機関の役割をクローズアップ。
本書は、ESG金融の新たな地平を切り拓く一冊です。間接金融が主流の日本で、いかにして銀行や信用金庫が社会経済のESG対応をリードできるかを、尼崎信用金庫と共同研究をしてきました。その一環として実施した神戸大学シンポジウムでの議論に加えて、アジア太平洋研究所での共同研究の成果を基に、本書は、持続可能な未来への道筋を示します。地域金融の新しい可能性と、銀行や信用金庫が如何に持続可能な社会へ貢献できるのかについて考える機会にしてください。
神戸大学出版会