社会の不確実性が強まれば強まるほど、必要とされる新たな価値創造。しかし、その価値や価値教育はそれまで重視されていなかった。神戸大学の初代「V.School」長に就任した著者が、スクールのセミナーや授業に参加し、感想や本質的な思考についてまとめた一冊。
私たちの日常には「価値」という言葉が氾濫し、それは私たちの生活に深く根ざしている。しかし、その「価値」とは具体的に何なのか、それを考えるとき言葉に詰まる。本書では、ウィトゲンシュタイン、カント、ニーチェ、アーレント、プラハラード、デューイ、ルソー、マルクスなど、知の巨星たちの思考を手掛かりに、価値と社会、価値と価格、さらには民主主義の価値に至るまで、価値創造とその教育の可能性について思索する。
経営学研究科 教員の著者紹介より
社会の不確実性が強まれば強まるほど、必要とされる新たな価値創造。 しかし、その価値や価値教育はそれまで重視されていなかった。
神戸大学では、この「価値創造教育」の重要性や、社会のニーズに応えるために「V.School」を設置。 その初代スクール長に就任した著者が、スクールのセミナーや授業に参加し、感想や本質的な思考についてまとめた一冊。
神戸大学出版会 書籍紹介より