孫文 華僑 神戸

孫文 華僑 神戸

近代中国の革命家?孫文そして歴史作家?陳舜臣を通じ、神戸と中国、日本と中国の関わりについて述べた書。

  • 著者
  • 安井三吉
  • 出版年月
  • 2024年09月
  • ISBN
  • 9784909364319

近代中国の革命家?孫文が神戸の地で「大アジア主義」の講演を行ってから100年、そして陳舜臣の生誕から100年。二つの記念日をきっかけに、神戸と中国、日本と中国の関わりを改めて考える。


目次

  • 序章 誰も気づかなかった孫文最初の来神―1895年11月
  • 第一章 孫文を迎えた人々
    • 1 〝中山の大業は必ず成就すべし?―三上豊夷
    • 2 二人の楊寿彭
    • 3 呉錦堂?王敬祥?楊寿彭
  • 第二章 孫文を語りついできた人々
    • 1 舞子の「天下為公」碑―元山清と池田豊
    • 2 神戸華僑歴史博物館と孫文記念館の創設―陳徳仁
    • 3 平和と友好を願う―林同春
    • 4 神戸華僑華人研究会―山口一郎と長谷川善計
  • 第三章 「大同の夢」を求めて―陳舜臣の孫文像
    • 孫文という大きな存在
    • 二つの画期?四つの契機
    • 民族主義者から世界主義希求者へ―孫文像の変化
    • 「慟哭の世紀」