有害物質の管理及び対応
実験排水・土壌検査について
神戸大学が環境に与える負荷の一つに実験室から排出される実験廃液があります。
公共下水道に流すことのできる水質の基準は「排除基準」と呼ばれ、下水道法及び神戸市下水道条例により定められています。
本学では定められた排除基準を遵守するため、排水経路中に pH 計を設置し環境管理センターのパソコンとを学内 LAN で結び pH 値を常時監視できる pH モニタリングシステムを導入し拡充整備を進めるとともに排水経路中に自動採水器を設置して採水し含有化学物質量の検査を毎月実施しています。
最終的には有害物質を取り除く除外施設を経て、公共の下水道に排出しています。
また、土壌汚染対策として学内の土壌中に含まれる有害物質の検査も自主的に実施しています。
排水の水質監視のための施設及び有害物質分析装置
○ pH 計14ヶ所
○ 採水箇所25ヶ所 ( うち自動採水器より採水14ヶ所 )
○ 中和・曝気槽5ヶ所
○ 採水箇所25ヶ所 ( うち自動採水器より採水14ヶ所 )
○ 中和・曝気槽5ヶ所