省エネルギー・温暖化防止
1.目標
神戸大学は、延床面積当たりの CO2 排出量を年1%削減することを目標としています。
2.電気使用量前年度比1.5%増加
平成19年度の電気使用量は、前年度より全体で943千kWh ( 1.5% ) 増加しました。
主な要因は、楠地区の病床稼働率及び外来患者数の増加による使用量の増加と冬季の外気温の影響によるものです。
夏季一斉休業中の六甲台地区の電気縮減効果
平成19年度より神戸大学では、省エネ対策の一貫として夏季一斉休業を実施することになりました。8月14日 ( 火 ) から8月16日 ( 木 ) の一斉休業中の六甲台地区の電気縮減効果は約116千kWhで3日間の平均では38%の縮減となっています。
一斉休業中でもサーバー室や待機電力などのベース電力は、相当あります。これらを削減できれば縮減効果は高く、また休業を徹底すればさらなる縮減が期待できます。
3.ガス使用量前年度比3.5%増加
平成19年度のガス使用量は、前年度より全体で140千m³ ( 3.5% ) 増加しました。
主な要因は、楠地区の病床稼働率及び外来患者数の増加による使用量の増加と冬季の外気温の影響によるものです。
鶴甲2キャンパスのガス使用量は、微少のため除いています。
4.重油使用量前年度比17.4%減少
平成19年度の重油使用量は、前年度より全体で92kl ( 17.4% ) 減少しました。
主な要因は、鶴甲1キャンパスの暖房用ボイラーの廃止及び六甲台1キャンパスの暖房用ボイラーから空調機への切替によるものです。
5.温室効果ガス排出量
前年度比0.4%増加、延床面積当たりで0.4%増加
修正しました。
平成19年度の CO2 排出量は、前年度より全体で147t-CO2 ( 0.4% )
増加しました。
延床面積当たりでは、面積の変動がないため増率は0.4%で同じとなり、排出量は0.32t-CO2/千m²増加しました。
増加の要因は、電気使用量及びガス使用量の増加と電気事業者の CO2 排出係数の変動によるものです。
神戸大学では、省エネルギー対策として職員や学生への啓発活動を重視して取り組んできましたが、これからも CO2 排出量の年1%以上の削減を目指して全学的に取り組んでいきます。
地区別職員・学生数 ( 平成19年度 )
六甲台1 キャンパス |
六甲台2 キャンパス |
鶴甲1 キャンパス |
鶴甲2 キャンパス |
楠 地区 |
深江 地区 |
名谷 地区 |
合計 | |
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教職員(人) | 282 | 904 | 110 | 132 | 879 | 130 | 82 | 2,519 |
学部学生(人) | 3,760 | 4,500 | 656 | 1,249 | 602 | 898 | 698 | 12,363 |
大学院生(人) | 1,295 | 2,215 | 213 | 291 | 723 | 83 | 0 | 4,820 |
合計 | 5,337 | 7,619 | 979 | 1,672 | 2,204 | 1,111 | 780 | 19,702 |
地区別面積表 ( 平成19年度 )
六甲台1 キャンパス |
六甲台2 キャンパス |
鶴甲1 キャンパス |
鶴甲2 キャンパス |
楠 地区 |
深江 地区 |
名谷 地区 |
合計 | |
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建物延床面積(m²) | 56,091 | 136,127 | 41,227 | 24,189 | 125,969 | 41,604 | 17,547 | 442,754 |
敷地面積(m²) | 105,588 | 214,248 | 68,347 | 45,863 | 51,063 | 94,547 | 33,330 | 612,986 |