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神戸大学の環境パフォーマンス

関係組織の活動

2011年度 神戸大学生協の環境活動の概要

神戸大学生活協同組合

神戸大学生協は、神戸大学内で各種の事業活動を行っています。これらの事業活動に伴う環境負荷を削減するため、事業部ごとにさまざまな環境対策活動を行っています。

また、生協学生委員会でも、キャンパスの環境改善のための活動を学生組合員の協力を得て行っています。

( 1 ) ごみの分別回収と再資源化

現在、学内60カ所に分別ごみ箱( 空き缶?ペットボトル?その他ごみのセット ) を設置して資源ごみの回収を行い、再生業者に引き渡しています。平成23年度の缶?ペットボトルの回収量は下表の通りです。

表11 最近3年間の缶?ペットボトル回収量
  •   H21年度 H22年度 H23年度
    空き缶回収量 7,080kg 5,760kg 6,120kg
    回収本数 ( 推定 ) 177,000 144,000 153,000
    ペットボトル回収量 14,220kg 11,520kg 12,240kg
    回収本数 ( 推定 ) 444,375 371,600 394,800
    合計回収量 21,300kg 17,280kg 18,360kg

( 2 ) 平成23年度の神戸大学生協の節電対応

原発事故による電力不足に対応して、神戸大学生協でも平成23年7月より全部門をあげて節電に取り組みました。その結果、平成23年度通期で、昨年の1,704,404kWから1,569,240kWへと7.93%削減しました。以下は、実施した主な節電対応です。

  • 食堂ホールおよび厨房、店舗での照明の間引き点灯
  • 食堂ホールおよび店舗の空調のこまめな温度管理
  • 店舗用冷蔵ショーケースのフイルターおよび室外機の洗浄
  • 電気製品の終了時電源OFF
  • 食ホールおよび厨房、店舗での照明の間引き点灯
    生協食堂の風景
  • 食堂ホールおよび店舗の空調のこまめな温度管理
    節電のお知らせポスター

( 3 ) 平成23年度の自動販売機の節電対応

平成23年7月から9月の間、比較的消費電力の多い飲料自動販売機について96台中20台の運転を休止しました。その後、10月からは15台を撤去し、缶?ペットボトル用の販売機をヒートポンプ方式と昼間のピーク時に運転しないピークカット方式という省エネタイプに切り替えたことで省電力を実現しています。

また、平成23年7月より、ほとんどの自動販売機で照明をつけない24時間消灯措置を実施しています。これにより、全機種平均で約10%の節電効果を実現しています。

  • 自動販売機の節電対応
    自動販売機の節電対応掲示

( 4 ) レジ袋削減活動の成果により購買部国際文化学部店が
神戸市の環境優良店舗「ワケトンエコショップ」に認定

購買部国際文化学部店では、平成18年からレジ袋削減運動に取り組んできました。基本的にレジではレジ袋を渡さず、必要な方にのみお渡しする方式に変更した上で、レジ袋削減の呼びかけを行いました。その結果、来客数に対するレジ袋の使用率が10%を下回ったことで、平成24年3月に神戸市環境局より「ワケトンエコショップ」に認定されました。 ( 平成23年来客数359,000名、レジ使用枚数34,000枚、使用率 9.5% )

  • 「ワケトンエコショップ」に認定
    神戸市のワケトンショップステッカー

( 5 ) 鶴甲第1キャンパスでの古紙回収活動 ( 生協学生委員会の活動 )

鶴甲第1キャンパスでは、多くのクラブやサークルが新入生を勧誘するためのビラを大量に配っており、その多くが捨てられています。これをもったいないと考えた生協学生委員会では、平成21年から学内数カ所に古紙回収ボックスを設置するなどの活動を始めました。

回収量を増やすためにポスターを作成するなどして、学生の皆さんに古紙回収の啓発活動を行っています。また、新学期には大量のビラに対応するため、新たに回収箱を設置するなどの対策をとっています。テスト期間はコピー機をよく使用するため、コピー機横にも回収箱を置いています。

平成23年度は、前年度の700kgから大きく増えて、1,270kgの古紙を回収することができました。集まった古紙は回収業者に回収を委託し、資源ごみとしてリサイクルしてもらっています。リサイクルされたトイレットペーパーなどは、神戸大学でも利用されています。

  • 古紙回収ボックス
    専用古紙回収ボックス

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