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「環境報告書を読む会」第2回

本学で作成している環境報告書を学内に広く知ってもらい、学生からの意見等を今後の環境報告書作成および環境保全活動に反映させるため、「環境報告書を読む会」を平成24年6月6日、瀧川記念学術交流会館2階大会議室で開催しました。

環境レポーティング WG 座長の國部克彦 ( 経営学研究科教授 ) の司会のもと、学生11名、下林正実 ( 総務?施設担当理事 ) 、島村健 ( 法学研究科教授?環境マネジメント検討 WG 座長 ) 、瀬恒潤一郎 ( 環境管理センター長 ) を含めた教職員14名、生協職員1名による活発な意見交換が行われました。

主な意見は下記の通りです。

環境に関する教育、研究、マネジメントについて

  • 画像等の文字が見にくいものがある
  • ホームページに掲載しているPDFデータが重く、ダウンロードに時間がかかった。分割でダウンロードできるようにしてはどうか
  • 環境パフォーマンスにエネルギー削減量を分かりやすくするため、一般家庭何世帯分に相当するかを記載してはどうか
  • 環境に関するPRや情報共有のため、ポータル的サイトを作り、学生団体のホームページとリンクを張ってはどうか
  • 学生の行った活動がどのような環境対策につながっているのか、見える化を図ってはどうか

今後の環境に関する活動について

  • 「環境報告書を読む会」で出た主な意見に対する大学の取り組みを環境報告書に記載してはどうか
  • 省エネ対策は、照明の間引きが分かりやすく、効果があるのではないか
  • 学生にインセンティブを与える環境保全活動の仕組みがあれば、もっと取り組みに参加するのではないか

これらの意見を環境報告書作成および環境保全活動に反映できるよう努力していきたいと思います。

( 関連URL )
http://www.kobe-u.ac.jp/info/database/report/environmental.html

  • 発言する学生
    発言する学生
  • 会場全体の風景
    会場全体の風景

昨年開催した「環境報告書を読む会」の意見に対する取り組み内容

意見 取り組み内容
長期的で具体的な目標を定めるべき CO2排出量を15%削減する目標を定めました(環境マネジメント 参照
神戸大学として何を重要としているか表現してほしい 環境報告書2012では、大学として重要としている内容を分かりやすくするため、学長メッセージを、学生のインタビューによる対話形式にしました。
自動販売機を減らしてはどうか 主に自動販売機を設置している神戸大学生活協同組合の協力により、設置台数を減らしました。
神戸大学生協の環境活動の概要 参照
LED 照明の導入や ESCO 事業の導入を検討してはどうか 大規模改修等に合わせて廊下、トイレ等に LED 照明を順次設置しています。
楠地区で ESCO 事業を検討しましたが、機器が耐用年数を超えていないため、耐用年数超過後に再検討します。
学生の意見を入れた環境報告書作りをしてはどうか 「環境報告書2011」の作成時から環境レポーティング WG に参加してもらい、意見を取り入れた環境報告書作りを進めています。
環境に関する教育や研究の効果がもっと見える方がよい 検討中
自然に環境活動に繋がるような取り組みがほしい 検討中

※ESCO:Energy Service Companyの略。工場、オフィスビル、商業施設などに対して、エネルギー効率の改善策を提案し、コスト削減効果を保証して削減したエネルギーコストから報酬を得る環境事業。

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