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神戸大学の環境パフォーマンス

その他

神戸大学生協の環境活動の概要

神戸大学生活協同組合

神戸大学生協は、神戸大学内で食堂部・書籍部・購買部の各事業活動を行っています。これらの事業活動に伴う環境負荷を縮減するため、幾つかの環境対策活動を行っています。また、今後に向けての試行と提案プランの検討を続けています。

1.ゴミの分別回収

現在、学内77カ所に分別ゴミ箱の3点セット ( 空き缶・ペットボトル・その他燃えるゴミ ) を設置して各キャンパスでの資源ゴミの回収を定期的に行い、リサイクル業者に引き渡しています。缶・ペットボトルの回収量は下表の通りです。 店舗から出る紙・段ボールについても別途回収し、資源ゴミとして再生業者に引き渡しています。

  平成17年度 平成18年度 平成19年度
空き缶回収量 19,800kg 15,900kg 8,260kg
回収本数 ( 推定 ) 792,000本 636,000本 330,400本
ペットボトル回収量 23,990kg 29,720kg 19,200kg
回収本数 ( 推定 ) 749,687本 928,750本 600,000本
合計回収量 43,790kg 45,620kg 27,460kg
合計回収本数 ( 推定 ) 1,541,687本 1,564,750本 930,400本

( 平成19年度より学舎内より排出される分は、神戸大学生協の回収となっていないため全体量は、推定ですがほぼ倍量程度と思われます。 )

2.ほっかる弁当の容器回収

ほっかる弁当とは、温めて販売する弁当のことで、その容器は保温力を保つための内張フイルムをはがせば、そのまま紙資源ゴミとしてリサイクルできる弁当です。

神戸大学生協では、通常期全学で、この弁当を1日約1,000〜1,200個販売しています。

そのため容器回収ボックスを別途特別に誂え、キャンパス内8カ所に設置してその回収率を上げることを目指しています。平成19年度は、18年度の30%から40%に引き上げましたが、目標の70%にはまだ幾つかの対策が必要です。

3.レジ袋削減の活動

ポスター昨年は、レジ袋有料化のアンケートなどを行いましたが、まだ有料化に踏み切るには至っていません。しかし、レジ袋をできるだけ使用しないよう削減の活動を各店舗で進めました。

4.ごみじゃぱんの環境活動への協力

環境団体 NPO ごみじゃぱんの環境活動への協力として、廃棄される商品 ( 具体的には化粧品メーカーマンダムの商品 ) の再販売 ( 半額 ) に協力しています。

2年目の平成19年度も購買部六甲台店と国際文化学部店で実施致しました。

5.食堂よりの排出ゴミ削減

食堂の食材は、中間加工食材を使用しているため、調理に伴う廃棄物は殆ど生じません。

また、食事の提供方法は、定食方式と異なり、主にカフェテリア方式で、利用者が必要とする分だけ購入するため、食べ残し残滓は非常に少なくなっています。

ライスや丼などは、サイズをこまめに分けて対応 ( 大、中、小、プチサイズなど ) することで、更に残滓が少なくなっています。

その他、厨房で使用するドレッシングなど液体でない調味料容器については、洗浄の上、資源ごみとして回収ルートにのせています。 

6.排水対策---食堂のグリーストラップの改善など

食堂厨房からの排水は油脂分を含んでいるため、水質に与える影響には大きなものがあります。神戸大学生協でも、かねてよりこのグリーストラップの性能について、より高いものを検討してきましたが、現在では微生物と酵素を利用したものを採用し、BOD などの環境基準値をクリアーしています。 ( 六甲台、工学、ランスボックス )

食堂の洗剤は、洗浄機以外は石鹸洗剤を、また洗浄機は洗浄機用無リン洗剤を使用し、環境への負荷に配慮しています。

揚げ物用の廃油は、石鹸などへの再生資源として回収業者に引き渡しています。

7.食堂厨房での節電、節水

厨房では、使わない照明はこまめに消す、水道の出しっぱなしはしない、など日常作業の中で注意しています。また、水道の出し過ぎを制御する節水システムを導入し、節水に努めています。

8.カップ麺の残滓処理

残滓用の深紅最近非常に利用が増えてきたカップ麺の湯切り用また残滓用のシンクを、利用の多い国際文化学部、工学部、ランスボックスの店舗前に設置することで、環境美化に貢献しています。

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