神戸大学の環境パフォーマンス

平成30年度神戸大学生協の環境活動の概要

関係組織

平成30年度神戸大学生協の環境活動の概要

神戸大学生活協同組合

神戸大学生協は、神戸大学内で各種の事業活動を行っています。

これらの事業活動に伴う環境負荷を削減するため、各事業部ごとにさまざまな環境対策活動を行っています。

(1)ごみの分別回収と再資源化

屋外分別ごみ箱
缶/ペット/その他ごみの3分別
一番右は不要傘の回収ボックス

現在、キャンパス内60カ所に分別ごみ箱(空き缶?ペットボトル?その他ごみのセット)を設置して資源ごみの回収を行い、再生業者に引き渡しています。平成30年度の缶?ペットボトルの回収量は下表の通りです。

  平成28年度 平成29年度 平成30年度
空き缶回収量 5,860kg 8,140kɡ 7,820kg
回収本数(推定) 234,400本 325,600本 312,800本
ペットボトル回収量 11,800kg 16,650kɡ 15,640kg
回収本数(推定) 368,750本 520,312本 488,750本
合計回収量 17,660kɡ 24,790kɡ 23,460kg

*平成30年度に回収し、再資源化した紙ごみの量 38,900kg(昨年40,970kg)

(2)平成30年度の神戸大学生協の節電対応

昨年度に引き続き、店舗や事務所での節電対応を実施しました。

  • 食堂ホールおよび厨房、店舗での照明の節電管理
  • 食堂ホールおよび店舗の空調の細めな温度管理
  • 店舗用冷蔵ショーケースのフィルターおよび室外機の洗浄

(3)ホッかる弁当の容器回収活動

ホッかる弁当とは、温かい状態で販売する生協食堂の手作り弁当のことです。しかし、この間、生協食堂では食堂での栄養バランスの取れた食事を推奨してきたことや混雑緩和にも努力してきたこともあり、ホッかる弁当の利用は徐々に減少しつつあります。また、この1月に容器をプラスチック製に変更し売り場も一部購買部店に移したことで、回収率は減少傾向にあります。

  • 使用した容器の数量:43,410個(昨年54,200個)
  • 回収した容器の数量:24,120個(昨年31,680個)
  • 回収率:55.6%(昨年58.4%)

(4)その他、従来より継続実施の主な活動

(国際文化学部購買店前レジ袋台)
<購買部>
  • 購買部国際文化学部店でのレジ袋削減運動の継続(神戸市より環境優良店舗「ワケトンエコショップ」に認定)レジでは袋を渡さず、別途設置のレジ袋台にて必要な方のみに配布
  • 購買部でのカップ麺の残滓処理流し台の設置
<食堂部>
  • 排出ごみ削減と食品容器の分別再資源化?調理済み廃油の再資源化
  • 排水対策---厨房での石鹸洗剤の使用とグリストラップの浄化装置の設置
  • 厨房、ホールでの節電、節水活動
  • 箸をメラミンから順次パブリック箸(ペットボトルのリサイクル箸)に変更の継続
  • 厨房冷蔵庫、冷凍庫のフィルターの交換。年1回フィン洗浄
<自動販売機>
  • 最新型省エネ機へ切り替えの継続

(5)今後の検討課題

  • レジ袋有料化に向けての対応
  • 海洋プラスチックごみ削減に向けての対策