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神戸大学の環境パフォーマンス

関係組織の活動

神戸大学生協の環境活動の概要

神戸大学生活協同組合

神戸大学生協は、神戸大学内で各種の事業活動を行っています。これらの事業活動に伴う環境負荷を削減するため、事業部ごとにさまざまな環境対策活動を行っています。

また、生協学生委員会でも、キャンパスの環境改善のための活動を学生組合員の協力を得て行っています。

ごみの分別回収と再資源化

現在、学内60カ所に分別ごみ箱 ( 空き缶?ペットボトル?その他ごみのセット ) を設置して資源ごみの回収を行い、再生業者に引き渡しています。最近3年間のの缶?ペットボトルの回収量は下表の通りです。

表11 最近3年間の缶?ペットボトル回収量
  •   H20年度 H21年度 H22年度
    空き缶回収量 7,290kg 7,080kg 5,760kg
    回収本数 291,600 283,200 230,400
    ペットボトル回収量 14,580kg 14,220kg 11,520kg
    回収本数 ( 推定 ) 455,625 444,375 360,000
    合計回収量 21,870kg 21,300kg 17,280kg

従来より継続している事業部の主な環境対策活動

( 購買部 )
レジ袋削減の活動 ( 一部セルフ化による利用者への啓発活動 )
カップ麺の残滓処理シンクの設置
煙草販売の取りやめ…環境美化 ( 店売り、自販機ともに販売停止 )
  • レジ袋削減活動のポスター
    レジ袋削減活動のポスター
  • カップ麺の残滓処理シンク
    カップ麺の残滓処理シンク
( 食堂部 )
ホッかる弁当の容器回収
排出ごみ削減と分別再資源化
廃油再資源化
排水対策---石鹸洗剤の使用とグリストラップの改善
食堂ホールの照明、空調機の節電運用 ( 使用時間および場所の弾力的運用 )
  • ホッかる弁当の容器回収BOX
    ホッかる弁当の容器回収 BOX
( 自動販売機 )
大幅に消費電力を節約できるヒートポンプ方式の自動販売機への積極的な切り替え
照明の24時間消灯の実施

生協学生委員会の環境対策活動

鶴甲第1キャンパスでは、多くのクラブ、サークルが新入生を勧誘するためのビラを大量に配っています。そしてそのビラの多くが捨てられています。これをもったいないと考えた生協学生委員会では、平成21年6月から学内数カ所に古紙回収ボックスを設置するなどの活動を始めました。

具体的には、回収量を増やすためにポスターやポップを作成するなどして、学生の皆さんに古紙回収の啓発活動を行っています。また、新歓期には、大量のビラに対応するために新たに回収箱を作成するなどの対策をとっています。テスト前や、テスト期間はコピー機をよく利用するので、コピー機横にも回収箱を置いています。

今年からは新たに工学部キャンパスにも回収箱を設置するなど、活動の幅を広げています。

集まった古紙はビラばかりでなく、授業でいらなくなったレジュメ、雑誌、教科書なども含まれています。また、自宅から大量に古紙を持って来られる学生さんもいます。

この結果、平成22年度後期新歓期での回収量の合計は約700kgで、これはトイレットペーパー、4,200個分に相当します。

集まった古紙は、回収業者に回収を委託し、資源ごみとしてリサイクルしてもらっています。

現在、活動を始めて約2年が経過していますが、当初に比べて、確実に回収量は増えています。これは、学生の皆さんの間に徐々に古紙回収の習慣が芽生えてきている証拠だと確信しています。これからも1人でも多くの学生さんに古紙回収の機会を提供していく予定です。

  • 古紙回収ボックス
    古紙回収ボックス
    実施期間
    前期:平成22年6月~8月
    後期:平成22年10月~平成23年5月

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