省資源?リサイクル
市水?雑用水
1. 市水
平成24年度の市水の使用量は、前年度より全体で122千m3(32.4%)減少しました。
主な要因は、
?楠地区で井戸水の利用を開始したことにより、大幅に使用量が削減されたことによるものと考えられます。
また、六甲台地区では、水資源の保護のため雑用水を利用しています。
-
表5 市水使用量 ( m³ )
H22年度 H23年度 H24年度 六甲台第1キャンパス 16,106 14,431 13,429 六甲台第2キャンパス 52,851 46,231 43,458 鶴甲第1キャンパス 11,033 10,455 11,651 鶴甲第2キャンパス 5,695 7,168 6,523 楠地区 284,614 270,972 152,921 名谷地区 7,907 6,705 6,796 深江地区 23,044 22,424 21,157 合計 401,250 378,386 255,935
図6 市水使用量
2. 雑用水
六甲台地区では、六甲山の河川水をトイレの洗浄水や実験用水等の雑用水に利用して省資源化を図っています。また、平成24年2月から楠地区で井戸水の利用を開始しました。
平成24年度の雑用水の使用量は、前年度より全体で119千m³(117.3%)増加しました。
今後も引き続き水資源の有効利用に努めます。
-
表6 雑用水使用量 ( m³ )
H22年度 H23年度 H24年度 六甲台第1キャンパス 13,344 15,132 15,185 六甲台第2キャンパス 47,982 46,778 50,308 鶴甲第1キャンパス 13,644 11,893 10,162 鶴甲第2キャンパス 7,834 8,152 8,810 楠地区 0 19,781 136,596 名谷地区 0 0 0 深江地区 0 0 0 合計 82,804 101,736 221,061
図7 雑用水使用量
一般廃棄物排出量の推移
平成21~24年度の一般廃棄物等の排出量について図8に示しました。図の凡例で資源化量とありますのは、排出量のうちリサイクルに供した量を示し、図の数値は平成24年度の量を示しています。粗大ごみは平成21~23年度では漸減していましたが、平成24年度には学内の改修工事、研究室の移転が多くあったため、前年度と比較して約15%程度増加しました。また、不燃ごみ、可燃ごみの排出量は前年度とほぼ同程度でしたが、その他の紙ごみがわずかに増加傾向にあります。これは包装やチラシの増加が主な原因と考えられますが、それらの古紙回収を心掛けるよう呼びかけることにより、資源化を促進し、廃棄量の減量に努めてゆきたいと思います。一方、OA紙の排出量は平成24年度も増加しましたが、増加分をほぼ資源化することができました。その他の資源化量は昨年度と同程度でした。
図8 平成21~24年度の一般廃棄物排出量
平成24年度の一般廃棄物総排出量は、23年度と比較して、約8%程度増加しました。これは、粗大ごみの排出量が増加したことが大きな要因であると思われます。このため、資源化率は、前年度より2%低下し、20%でした(図9)
図9 平成21~24年度の一般廃棄物総排出量の変化
事務用紙使用量
平成22年度から24年度までの使用量の推移を示しました。
事務用紙の使用量は、前年度より16.03t(約7.6%)増加しました。
今後は、会議や講義等でのペーパレス化、両面コピー及び使用済みコピー用紙の裏側使用の普及を図り、より一層の削減に努める必要があります。
図10 事務用紙使用量-
表7 全学の事務用紙類の使用量
品目 H22年度 H23年度 H24年度 総調達量(t) 前年よりの
増減率%総調達量(t) 前年よりの
増減率%総調達量(t) 前年よりの
増減率%コピー用紙(再生紙) 199.56 1.2% 196.77 -1.4% 226.84 15.3% 印刷用紙(白黒用) 14.51 -2.5% 46,778 -3.8% 0.75 -94.6% 印刷用紙(カラー用) 1.05 48.9% 11,893 -12.4% 0.09 -90.2% 計 215.12 1.1% 101,736 -1.6% 227.68 7.6%