神戸大学の環境パフォーマンス

関係組織の活動

平成24年度 神戸大学生協の環境活動の概要

神戸大学生活協同組合

神戸大学生協は、神戸大学内で各種の事業活動を行っています。これらの事業活動に伴う環境負荷を削減するため、事業部ごとにさまざまな環境対策活動を行っています。

また、生協学生委員会でも、キャンパスの環境改善のための活動を学生組合員の協力を得て行っています。

( 1 ) ごみの分別回収と再資源化

図12 最近3年間の缶?ペットボトル回収量
図12 最近3年間の缶?ペットボトル回収量

現在、キャンパス内60カ所に分別ごみ箱(空き缶?ペットボトル?その他ごみのセット)を設置して資源ごみの回収を行い、再生業者に引き渡しています。平成24年度の缶?ペットボトルの回収量は図12の通りです。

( 2 ) 平成24年度の神戸大学生協の節電対策

昨年度に引き続き、店舗や事務所での節電を実施しました。主な取り組みは以下のとおりです。

食堂での節電啓発ポスター
食堂での節電啓発ポスター
  • 食堂ホールおよび厨房、店舗での照明の間引き点灯
  • 食堂ホールおよび店舗の空調のこまめな温度管理
  • 店舗用冷蔵ショーケースのフイルターおよび室外機の洗浄
  • 電気製品の稼働終了時電源OFF

( 3 ) 平成24年度の自動販売機の節電対策

平成23年度の自動販売機の台数削減、24時間消灯の実施(一部点灯が必要な箇所を除く)を継続して実施しました。また缶、ペットボトル用の販売機はヒートポンプ方式と昼間のピーク時に運転しないピークカット方式という最新の省エネタイプへの切り替えを引き続き実施し、全台完了しました。

( 4 ) ホッかる弁当の容器回収活動

ホッかる弁当回収BOX
ホッかる弁当回収BOX

ホッかる弁当とは、温かい状態で販売する生協食堂の手作り弁当のことです。その容器は、内側にセロハンが貼ってあって、保温状態が保たれると共に、廃棄時にはがすことで、紙容器をそのままリサイクルすることができます。

平成24年度(2012.3?2013.2)の容器回収実績は以下の通りです。

  • 使用した容器の数量:64,800個
  • 回収した容器の数量:22,500個
  • 回収率:34.7%
生協学生委員会の古紙回収活動とホッかる弁当の容器回収促進活動
回収啓発ポスター
回収啓発ポスター

生協学生委員会では、平成24年度も環境貢献活動を行いました。実施した主な内容は古紙回収活動とホッかる弁当容器の回収促進活動の2つです。

古紙回収活動では以前から設置されている国際文化学部キャンパスと工学部キャンパス計5台の古紙回収箱だけでなく、発達科学部キャンパス、文理農学部キャンパス、六甲台キャンパスにも古紙回収箱を一定期間設置し、全組合員さんに古紙回収の習慣づけをしてもらうような活動を行いました。ほかにも、看板に毎月の古紙回収総量を書いて組合員さんに対する還元促進活動を行ったり、回収啓発のためのポスターやポップを作成したりしました。

その結果、平成24年度は約1,400kg(前期566.5kg、後期828.5kg)もの古紙をリサイクルすることができました。

リサイクル可能なホッかる弁当容器回収促進活動は、神戸大学でのホッかる容器回収率が非常に低いという問題意識により、平成24年度から始まった新たな取り組みです。回収促進のための主な活動として、回収箱の装飾、売り場?回収箱での呼びかけ、回収啓発ポスター設置、回収箱に持ってきてくれた組合員さんに対するホッかる割引クーポン配布などを行いました。リサイクル可能なホッかる弁当容器の回収率は、呼びかけにより10%アップ、クーポン配布時には最大20%アップさせることができました。また、平成25年4月に新入生に対して売り場での呼びかけを行い、正しい回収方法の説明と回収の習慣化を促すことができました。

( 5 ) その他、従来より継続実施の主な活動

購買部
  • 購買部国際文化学部店でのレジ袋削減運動の継続
    (昨年度神戸市より環境優良店舗「ワケトンエコショップ」に認定)
  • 購買部でのカップ麺の残滓処理流し台の設置
  • ごみじゃぱんの環境活動への協力
食堂部
  • 排出ごみ削減と食品容器の分別再資源化
  • 調理済み廃油の再資源化
  • 排水対策???厨房での石鹸洗剤の使用とグリストラップの浄化装置の設置
  • 厨房、ホールでの節電、節水活動
  • 箸をメラミンから順次パブリック箸(ペットボトルのリサイクル箸)に変更
ページトップへ

本文はここまでです