神戸大学生協の環境活動の概要神戸大学生活協同組合
神戸大学生協は、神戸大学内で各種の事業活動を行っています。これらの事業活動に伴う環境負荷を削減するため、事業部ごとにさまざまな環境対策活動を行っています。
また、生協学生委員会でも、学生組合員の協力を得てキャンパスの環境改善活動を行っています。
(1)ごみの分別回収と再資源化
図11 最近3年間の缶?ペットボトル回収量
現在、 キャンパス内60カ所に分別ごみ箱(空き缶?ペットボトル?その他ごみのセット)を設置して資源ごみの回収を行い、再生業者に引き渡しています。平成25年度の缶?ペットボトルの回収量は図11の通りです。
(2)平成25年度の神戸大学生協の節電対応
平成24年度に引き続き、店舗や事務所での節電対応を実施しました。
- 食堂ホールおよび厨房、店舗での照明の節電管理
- 食堂ホールおよび店舗の空調のこまめな温度管理
- 店舗用冷蔵ショーケースのフィルターおよび室外機の洗浄
- 電気製品の終了時電源OFF
(3)ホッかる弁当の容器回収活動
ホッかる容器回収ボックス
ホッかる弁当とは、温かい状態で販売する生協食堂の手作り弁当のことです。その容器は、内側にセロハンが貼ってあって、保温状態が保たれると共に、廃棄時にはがすことで、紙容器をそのままリサイクルすることができます。
平成25年度の容器回収実績は以下の通りです。
- 使用した容器の数量;62,000個(昨年64,800個)
- 回収した容器の数量:31,500個(昨年22,500個)
- 回収率:50.8%(昨年34.7%)
<生協学生委員会のホッかる弁当の容器回収促進活動と古紙回収活動>
企画目的
- 1)より多くの組合員に古紙回収活動について知ってもらい参加してもらい、組合員に環境貢献活動をより身近に感じてもらう。
- 2)より多くの組合員にホッかる弁当容器の回収に参加してもらい、組合員に環境貢献活動を身近に感じてもらう。
- 3)生協学生委員会が古紙回収活動?ホッかる弁当容器回収活動を行っていることをより多くの組合員に知ってもらう。
<企画概要>
- 1)古紙回収活動┈回収ボックスの修繕、リニューアル、毎週回収実施
- 2)ホッかる容器の回収に関するリーフレット配布
(新入生用には機関誌「うりぼう」に挟み込み、在校生用には手撒き配布) - 3)ホッかる容器の回収に関する実態調査┈10月?11月にかけて実施
- 4)ホッかる容器回収ボックス増設┈12月実施
- 5)ホッかる容器回収ボックスマップを売り場で配布┈12月実施
ホッかる容器回収ボックスマップ
(4)その他、従来より継続実施の主な活動
レジ袋台
<購買部>
- 購買部国際文化学部店でのレジ袋削減運動の継続(神戸市より環境優良店舗「ワケトンエコショップ」に認定)レジでは袋を渡さず、別途設置のレジ袋台にて必要な方のみに配布
- 購買部でのカップ麺の残滓処理流し台の設置
- 「ごみじゃぱん」の環境活動への協力(減装商品の陳列など)
<食堂部>
- 排出ごみ削減と食品容器の分別再資源化
- 調理済み廃油の再資源化
- 排水対策:厨房での石鹸洗剤の使用とグリストラップの浄化装置の設置
- 厨房、ホールでの節電、節水活動
- 箸をメラミンから順次パブリック箸(ペットボトルのリサイクル箸)に変更の継続
- 厨房冷蔵庫、冷凍庫のフィルターの交換。年1回フィン洗浄
<自動販売機>
- 最新型省エネ機へ切り替えの継続
- 24時間消灯の継続実施