環境保全推進センターの活動

環境学入門の開講

 環境保全推進センターが開講している?環境学入門?は、選択必修科目になり5年目を迎えました。講義はほぼすべての学部から環境に関する教員が参画し、オムニバス形式で実施されました。担当者と内容は、表15と表16の通りです。

表15 環境学入門A
内容 担当
10月4日 イントロダクション 佐藤 正昭、吉村 知里(環境保全推進センター)
10月11日 環境と生態系 丑丸 敦史(人間発達環境学研究科)
10月18日 環境と災害 林 美鶴(内海域環境教育研究センター)
10月25日 環境と人体 堀江 修(天理医療大学)
11月 1日 環境と生命 星 信彦(農学研究科)
11月 8日 環境と化学 梶並 昭彦(工学研究科)
11月15日 環境と資源?エネルギー 石田 謙司(工学研究科)
11月22日 全体総括(20分)およびテスト(60分) 牧 秀志、吉村 知里(環境保全推進センター)
表16 環境学入門B
内容 担当
12月6日 イントロダクション 佐藤 正昭、吉村 知里(環境保全推進センター)
12月13日 環境と法?行政 島村 健(法学研究科)
12月20日 環境と経済 竹内 憲司(経済学研究科)
1月10日 企業における環境対応 末次 憲一郎(安全衛生?環境管理統括室)
1月17日 環境と倫理 松田 毅(必威体育研究科)
1月24日 環境とコミュニケーション 米谷 淳(大学教育推進機構)
1月31日 神戸大学の環境対応 吉村 知里(環境保全推進センター)
2月 7日 全体総括(20分)およびテスト(60分) 牧 秀志(環境保全推進センター)

本講義では、講師全員により分担執筆された書籍「環境学入門」(神戸大学環境管理センター環境教育専門部会編、アドスリー刊2011年)を教科書に用いて講義が行われています。

今後とも広範にわたる「環境」をターゲットとして、若い世代に環境に対する極めて多様な知識の習得を目指す教育活動を行っていきたいと考えております。

環境学入門の講義のなかで環境報告書を利用しました。
環境報告書への学生意見に次のようなものがありました。

●良い部分:
3位 実験排水の管理や井戸等多様な水利用
2位 年度推移などグラフが分かりやすい
1位 学生の学長へのインタビューにより、
学長や環境活動に親近感を持った
 
●悪い部分:
3位 目標と具体的対応内容が分かりにくい
2位 他大学との比較がない
1位 環境報告書の認知度が低い