有害物質の管理及び対応
実験排水?土壌検査について
神戸大学が環境に与える負荷の一つに実験室から排出される実験廃液があります。
公共下水道に流すことのできる水質の基準は「排除基準」と呼ばれ、下水道法及び神戸市下水道条例により定められています。
本学では定められた排除基準を遵守するため、排水経路中に自動採水器を設置して採水し含有化学物質量の検査を毎月実施しています。最終的には揮発性有害物質を取り除く除外施設を経て、公共の下水道に排出しています。また排水経路中に pH 計を設置し、学内 LAN で結び常時監視できる pH モニタリングシステムを導入しております。
また、土壌汚染対策として学内の土壌中に含まれる有害物質の検査も蛍光X線装置、原子吸光光度計などにより、自主的に実施しております。これらの検査のための分析機器の充実をセンターでは現在進めております。
排水の水質監視のための施設及び有害物質分析装置
- ○ pH 計
- 15ヶ所( 平成20年度末現在 )
- ○ 採水箇所
- 24ヶ所( うち自動採水器より採水13ヶ所 )
- ○ 中和?曝気槽
- 6ヶ所