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神戸大学の環境パフォーマンス

有害物質の管理及び対応

PRTR への対応

PRTR とは Pollutant Release and Transfer Register ( 化学物質排出移動量届出制度 ) の略で、有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源から、どれくらい環境に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握?集計し、公表するために制度化されました。

PRTR では報告対象となる化学物質の年間使用量が1トンを超えると行政機関への報告が義務となりますが、平成20年度においても昨年同様1トンを超える使用量の指定化学物質はありませんでした。

神戸大学における廃液処理

環境管理センターでは全学の実験用薬品等の廃液を一括して回収し、産業廃棄物として処分を外注しています。廃液回収は 図に示した専用廃液タンクにて行い、1本づつに番号をつけ、廃液処理が確実にできる体制を取っています。またネットを通じて、専用電子ファイルにて廃液処理申し込みができるようになっており、非常に申し込み手続き簡素化されています。また、廃液排出時のマニフェストの発行およびマニフェストの管理も電子化されて、事務的な手続きも簡素化するとともに処理の過程の管理を容易になっています。 ( 電子マニフェストについては、神戸大学環境報告書2008にて掲載 )

廃液処理は、平成16年度17部局でしたが、平成17年度には19部局に、平成19年度には20部局に達しています。総廃液処理量は図に示すように、平成19年度までは2万リットルのオーダでしたが、平成20年度は3万1千リットルを超えています。処理量は増加していますが、適切にかつスムーズに廃液処理ができるように努力していく所存です。

神戸大学専用廃液タンク
神戸大学専用廃液タンク
平成16~20年度の廃液処理実績
平成16~20年度の廃液処理実績
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