持続可能な社会のための環境学生会議
企画部社会連携課
平成21年12月5日、「持続可能な社会のための環境学生会議 第2回」が神戸大学百年記念館で開催されました。この企画は、兵庫県下35大学10短期大学で組織する『大学コンソーシアムひょうご神戸』が主催となって開催しており、平成20年5月に神戸で開催された G8 環境大臣会合の関連行事として始まりました。“ひょうご”の大学生の環境に関する取り組みを全国に向けて発信していくことを目的としています。
第2回目の今回は、『大学コンソーシアムひょうご神戸』加盟の7大学19団体からポスター又は口頭での発表があり、本学の学生からは「“ごみじゃぱん”での『減装ショッピング』」、「都市環境と建築設備に関する研究紹介」、「バイオ燃料としてのジャトロファに関する研究」、「大学内での環境活動~環境サークルエコロ~」、「ルテニウム錯体化学発光法を用いたアルデヒド類の検出」、「H2O2 -ルミノール化学発光法における金属触媒としての Co ( III ) 錯体」、「南あわじ市 ( 諭鶴羽地区 ) のシカ被害の実態とコミュニティづくりの取り組みについて」、「大学の不要オフィス家具のリユース」をテーマに8団体からの発表がありました。
兵庫県下の学生が日頃から取り組んでいる環境に関する取り組みをポスターや口頭で発表することで相互に意見交換を行い、大学を越えた交流の場となり、お互い良い刺激となりました。また、会議には学生はもちろん教職員や地域住民の方々の参加もあり、環境への関心の高さを示しました。
この環境学生会議での交流は大学の研究に支えられ、また教育に結び付けられた活動にベースを置くものであることが基本であることは言うまでもありません。様々な大学の単なる学生間の交流に留めておくのではなく、こうした企画の教育プログラムへのフィードバック、『大学コンソーシアムひょうご神戸』加盟大学での環境関連授業のコンテンツ共有からeラーニング共同開設へ、環境関連授業の単位互換への仕組み作り、更にはボランティア精神の涵養及び地域連携への意識向上などの効果が今後も期待されています。
参加大学
- 神戸大学
- 神戸親和女子大学
- 神戸夙川学院大学
- 神戸女学院大学
- 園田学園女子大学
- 兵庫県立大学
- 流通科学大学