神戸大学ブリュッセルオフィス第2回シンポジウム
「巨大災害に強い安全社会の構築に向けて」
国際部 国際企画課
平成23年9月19日、ベルギー?ブリュッセルにおいて神戸大学ブリュッセルオフィス第2回シンポジウム「巨大災害に強い安全社会の構築に向けて」を開催しました。
オープニングにおいて福田秀樹学長は、平成7年に神戸を襲った阪神?淡路大震災の被災地の大学として、平成23年3月11日に発生した東日本大震災に強いショックを受けたことや、これまでに蓄積した研究成果を生かして被災地の復興に協力していく決意などを語り、そのために日欧間でもより一層の連携を推進したいとの意思を表明しました。
第一部では、東日本大震災の現象について、吉岡祥一都市安全研究センター教授、真野明東北大学教授、小田啓二海事科学研究科長、田中泰雄都市安全研究センター長から、続く第二部では、大震災の影響について、石川雅紀経済学研究科教授、金子由芳国際協力研究科教授、森岡正芳人間発達環境学研究科教授、室崎益輝関西学院大学教授?神戸大学名誉教授から報告がありました。
平成23年9月19日ブリュッセル自由大学
第三部のパネルディスカッションでは、武田廣理事?副学長がチェアを務め、欧州委員会研究イノベーション総局環境局のデニス?ピーター氏、フランス地質研究所のホルモツ?モダレッシ教授、ドイツ地質研究所のジョチェン?ザウ教授、グローバル?リスク?フォーラムのデヴィッド?アレクサンダー教授も参加して、減災と防災について日欧の現状と課題を共有しつつ、安全社会の構築に向けて議論しました。