神戸大学生協学生委員会(GI)は1年間、PRP(Project of Recycle Paper)というGIの企画として、ホッかる容器の回収促進と古紙回収活動を行ってきました。主な活動内容は以下です。
- ① 古紙回収活動
リニューアル後の古紙回収箱古紙回収活動は4年前に、新歓期に大量に配られ散乱するビラをどうにかできないかという思いから始められました。神戸大学構内に古紙回収箱を5カ所(工学部付近に1カ所、国際文化学部付近に4カ所)設置し、学生に不要になった古紙を入れてもらい、週に1回のペースで神戸大学生協学生委員会のメンバーが回収活動を行いました。回収した古紙は業者に委託してトイレットペーパーに再生していただきました。この活動では1年間で1トン以上の古紙を回収しましたが、古紙回収量は活動を始めた当初から年々増加しています。老朽化していた古紙回収箱については、学生により親しみを持って、古紙を入れてほしいという思いから、紙が好物のヤギをモチーフとした回収箱にリニューアルしました。- ② ホッかる回収促進活動
- ホッかる弁当とは神戸大学で昼食時に販売されているお弁当の略称です。その容器は紙でできているため、お弁当の具材との接触部分であるビニールを剥がすと、紙の部分はリサイクルでき、古紙同様に再生されてトイレットペーパーになります。この容器の回収所は構内に数カ所あり、生協の職員の方が回収活動を行っています。GIは回収率を上げるための方法について日々考え、ホッかる回収所マップの配布や回収所の増設を行ってきました。平成25年度の回収率は約50%でした。GIはこれから、継続的に回収率を上げるための方法を模索しています。
- ③ 新入生への呼びかけ
- 2013年度、今までになかった新たな取り組みとして、新入生に送付される生協関連の入学案内資料と一緒にホッかる容器回収と古紙回収への参加を促すリーフレットを挟み込みました。リーフレットの内容はホッかる容器の説明や回収から再生へのシステム、古紙回収のシステムやこれらの回収所のマップです。入学直後のイベントで新入生にこのリーフレットを読んだか尋ねてみたところ、多くの新入生がこのリーフレットに目を通しており、例年に比べて新入生のホッかる容器と古紙回収の認知度を上げられたと言えます。今後の回収量にいい変化が起こるのではないかと楽しみにしています。