神戸大学の環境パフォーマンス

省資源?リサイクル

水の使用量

平成28年度の水の総使用量は、前年度より全体で46千m3(10.1%)減少しました。

六甲台地区では、六甲山の河川水をトイレの洗浄水や実験用水等の雑用水に利用して、省資源化を図っています。また、平成24年2月からは、楠地区で井戸水の利用を開始しました。

節水型便器や自動水洗などの節水機器を採用するなど、今後も引き続き水資源の有効利用に努めます。

  • 図11 水使用量
  • 表6 水使用量 ( m3 )
      H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度 H28年度
               
    六甲台第1
    キャンパス
    市水 14,431 29,563 13,429 28,614 10,971 26,621 11,617 26,563 10,290 24,410 5,953 19,815
    雑用水 15,132 15,185 15,650 14,946 14,120 13,862
    六甲台第2
    キャンパス
    市水 46,231 93,009 43,458 93,766 45,937 93,595 41,738 92,509 42,077 89,253 24,426 58,559
    雑用水 46,778 50,308 47,658 50,771 47,176 34,133
    鶴甲第1
    キャンパス
    市水 10,455 22,348 11,651 21,813 10,338 20,194 11,119 21,096 13,562 25,402 8,896 18,235
    雑用水 11,893 10,162 9,856 9,977 11,840 9,339
    鶴甲第2
    キャンパス
    市水 7,168 15,320 6,523 15,333 5,928 14,709 6,850 15,380 7,440 16,103 5,957 13,614
    雑用水 8,152 8,810 8,781 8,530 8,663 7,657
    楠 地区 市水 270,972 290,753 152,921 289,517 143,131 270,920 153,229 267,155 128,892 261,614 146,582 261,700
    井水 19,781 136,596 127,789 113,926 132,722 115,118
    名谷地区 市水 6,705 6,705 6,796 6,796 7,112 7,112 6,000 6,000 5,877 5,877 5,079 5,079
    雑用水 0 0 0 0 0 0
    深江地区 市水 22,424 22,424 21,157 21,157 20,093 20,093 17,709 17,709 17,915 17,915 16,962 16,962
    雑用水 0 0 0 0 0 0
    住吉1地区 市水 67,913 67,913 3,869 3,869 3,876 3,876 3,664 3,664 4,508 4,508 4,186
    4,186
    雑用水 00 0 0 0 0
    明石地区 市水 12,488 12,488 8,286 8,286 9,911 9,911 9,554 9,554 6,389 6,389 7,832 7,832
    雑用水 0 0 0 00 0
    大久保地区 市水 3,787 3,787 3,849 3,849 4,112 4,112 3,439 3,439 3,560 3,560 3,411
    3,411
    雑用水 0 0 0 0 0 0
    ポート
    アイランド
    3地区
    市水 117 117 434 434 583 583 944 944 843 843 265
    265
    雑用水 0 0 0 0 0 0
    合  計
    市水 462,691 564,427 272,373 493,434 261,992 471,726 265,863 464,013 241,353 455,874 229,549 409,658
    井水 19,781 136,596 127,789 113,926132,722 115,118
    雑用水 81,955 84,465 81,94584,22481,799 64,991

廃棄物

平成24~28年度の廃棄物排出量について図12に示します。平成28年度の廃棄物排出量は、平成27年度と比較して13%減少しました。

  • 表7 一般廃棄物排出量
      発生量合計(t) 廃棄物(t) リサイクル(t) リサイクル率(%)
    平成24年度 3255.1 2882.0 373.2 11.5%
    平成25年度 3149.1 2779.2 369.9 11.7%
    平成26年度 2725.1 2380.1 345.0 12.7%
    平成27年度 1585.3 1227.7 357.6 22.6%
    平成28年度 1379.2 1102.8 276.4 20.0%
  • 図12 平成24~28年度 一般廃棄物廃棄量

平成28年度 部局別廃棄物資源化量を図13に示します。凡例で資源化量とありますのは、排出量(t)のうちリサイクルに供した量を示しています。

平成24年度11.5%、平成25年度11.7%、平成26年度12.7%、平成27年度22.6%、平成28年度は前年度と同程度の20.0%の資源化率となりました。粗大ごみや不燃ごみなどリサイクルされにくい廃棄物が多い部局ほど資源化率が悪くなっています。

  • 図13 平成28年度 部局別廃棄物資源化量

平成28年度廃棄物種別資源化率を図14に示します。この図により、OA紙、新聞、雑誌、段ボールの資源化が進んでいないことが分かります。これら雑がみを90%資源化できれば、廃棄物全体の資源化率は約20%から約27%(平成28年度排出量で算出)になります。神戸大学では環境マネジメントを推進するための基本方針に従い今後もさらなる資源化率向上に務めます。

  • 図14 平成28年度 廃棄物種別資源化率
  • 表8 平成28年度 廃棄物種別資源化量
      発生量合計(t) 廃棄物(t) 資源化量(t)
    OA紙 73.4 37.4 36.0
    新聞 8.7 3.0 5.7
    雑誌 109.3 55.7 53.7
    段ボール 54.2 29.3 24.9
    機密文書 124.3 4.0 120.3
    その他の紙 96.0 96.0 0.0
    生ごみ 4.3 4.3 0.0
    可燃ごみ 39.3 39.3 0.0
    12.2 0.0 12.2
    びん 4.4 0.0 4.4
    ペットボトル 19.2 0.0 19.2
    粗大ごみ 826.1 826.1 0.0
    その他 7.7 7.7 0.0
    その他 0.0 0.0 0.0
    合計 1379.2 1102.8 276.4

全学の事務用紙類の使用量

平成26年度から平成28年度までの事務用紙の使用量の推移を下表に示しました。

平成28年度は前年度比で、10.21%(21.11t)減少しました。

引き続き、会議や講義等でのペーパレス化、両面印刷、集約印刷および使用済みコピー用紙の裏側使用の普及を図り、削減に努めます。

  • 図15 平成26?28年度 全学用紙使用量
    図15 平成26?28年度 全学用紙使用量
  • 表9 全学の事務用紙類の使用量
    品 目 H26年度 H27年度 H28年度
    総調達量(t) 前年よりの増減率 総調達量(t) 前年よりの増減率 総調達量(t) 前年よりの増減率
    コピー用紙(再生紙) 206.93 3.4% 206.00 -0.45% 185.16 -10.21%
    印刷用紙(白黒用) 0.49 -9.3% 0.36 -36.11% 0.16 -55.56%
    印刷用紙(カラー用) 0.07 0.17% 0.48 85.42% 0.41 -14.58%
    207.49 3.4% 206.84 -0.31% 185.73 -10.21%