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東日本大震災に関する対応について

この度の東日本大震災で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。また、被災地救援に全力を尽くされている関係者の方々に、深く敬意を表します。

神戸大学は、阪神?淡路大震災で多くの学生、職員を失うとともに、建造物などに甚大な被害を受けました。この時、全国からのご支援を得てさまざまな施策を行い、成功や失敗の試行錯誤を繰り返しながら復旧?復興を果たしてきた経験を持っています。

この体験を思い起こし、短期的には生活物資の提供のほか、災害医療チームや放射線分析?復旧工事技術者、学生ボランティアの派遣、さらには被災地学生や大型実験設備の受け入れなど、できるところから大学としての支援を行っています。

本学の学生ボランティアにおいては「神戸大学学生311救援ネットワーク」を設立し、震災直後から募金活動やイベント開催など、さまざまな活動を行っています。

しかしながら、被害の甚大さを考慮すると、本震災の完全復興には長期にわたる支援や復興研究の取り組みが必要です。

本学は阪神?淡路大震災直後に、中長期的な課題として安全?安心な社会の構築を目指す仕組みや手法の研究を推進するため、「防災」と「減災」に立脚した「都市安全研究センター」を設置致しました。本センターで培ってきた"知"や"経験"、人的なネットワークを生かし、総合的な復興計画への提言や実行支援を、全学プロジェクトにより推進していく予定です。

今後も、神戸大学として、可能な限りの救済支援を行ってまいります。そして、被災された地域の一日も早い復旧?復興を願っております。

「東日本大震災に関する対応について」関連URL
http://www.kobe-u.ac.jp/info/topics/t2011_03_15_earthquake.htm

「神戸大学学生311救援ネットワーク」関連URL
http://blog.canpan.info/ku311net/

  • 生活物資のトラック搬入
    生活物資のトラック搬入
  • 花巻空港内SCUにおける医療活動
    花巻空港内での医療活動
  • 原子力工学専門教員による放射線管理指導
    原子力工学専門教員による
    放射線管理指導

    ( 神戸市消防局の福島第一原子力発電所3号機放水冷却作業における放射性物質汚染検査 )

  • 施設系技術職員復旧工事チームの派遣
    施設系技術職員復旧工事チームの派遣
    瓦礫の除去をする学生ボランティア
    瓦礫の除去をする学生ボランティア

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