環境保全推進センターでは全学の実験用薬品等の廃液を原点回収し、産業廃棄物として一括して処分を外部業者に委託しています。廃液回収は専用廃液タンクにて行い、1本ずつに番号を付け、廃液処理が確実にできる体制としています。
またネットを通じて、専用電子ファイルにて廃液処理申し込みができるため、申し込み手続きが簡素化され、廃液排出時のマニフェストの発行および管理も電子化されて、事務的な手続きも簡素化するとともに、処理過程の確認が容易になっています。
2022年度の実験系廃棄物の排出量は約60tとなりました。過去5年間の排出量の推移を見てみますと、2022年度は昨年度と同等の水準であった。
教育?研究活動のより一層の振興は大学にとって不可欠ですが、その一方で実験廃液を含む産業廃棄物は関係法令により削減努力も求められています。
今後は、これまでどおりスムーズかつ確実に、廃液回収と処理確認ができるよう継続して努力するとともに、適正規模の実験を呼び掛けていきます。